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センサリーマーケティング

反響につながるマーケティングとは

新聞・テレビ・インターネットを始め、様々なメディアに囲まれている現代では、メディアを利用した広告手法も多種多様です。その中で、消費者の感性に訴えかけ、五感を刺激することにより購買意欲/来店意欲を高めることができる「センサリーマーケティング」という手法が注目を浴びています。

研究員の画像

五感が刺激されることがどのように消費者の脳に作用するのか、それによってどのような反響が得られるのか、日本郵政と富士フィルムが合同にて実証実験を行った他、ANAを始めとした様々な企業がセンサリーマーケティングの視点をブランディング手法に組み入れ始めています。

五感を刺激することで反響に結びつくセンサリーマーケティングとは、一体どのような広告手法でしょうか。

五感に訴えかけるセンサリーマーケティング

古くから嗅覚や視覚に直接訴えかける方法は有効とされていました。うなぎ屋さんが商品のにおいで来客を促進していることもセンサリーマーケティングの一種です。うなぎのにおいを嗅ぐことによって以前食べた記憶や経験が呼び起こされ、結果として来店促進に結びついています。

五感のアイコン

しかし、研究が進むにつれ、人間の脳は常に合理的な判断を下しているわけではなく、五感を刺激されることによって無意識で行動する場合があるということが明らかになってきました。商品自体のにおいや色で直接訴えかける以外に、店内BGMや広告のデザイン・手触りなど、消費者の五感を総合的に捉えることによって、長期・短期記憶を介すことなく無意識下での購買意欲を促進することが可能になるのです。

私達が普段、明確な理由がなく衝動買いしたり来店したりする理由は五感を刺激されたことによる無意識の行動だったのかもしれません。

無意識下の購買意欲へ結びつく紙媒体

センサリーマーケティングにおいて、最も適している広告媒体は「紙媒体」であると考えられます。大きな理由としては、商品を直接的にアピールできるほか、デザイン・紙質・手触り・インクの匂い・郵便物との仕分け作業や開封の動作など、五感を複合的に刺激することが可能であるからです。そして紙媒体がもたらす五感への刺激は、消費者の無意識下へはたらきかけ、購買意欲を高めるという結果へ結びつきます。

無意識下の購買意欲の解説図

また、富士フィルムが行った紙媒体とEメールの実証実験においても、Eメールと比べて紙媒体のほうが反響が高いという結果がでており、紙媒体の有効性が証明されています。

インターネットがもたらす情報過多社会

インターネットは、パソコンやスマートフォンの普及により、生活になくてはならないものとなっています。 それに伴いウェブサイトやSNSで消費者が得られる情報量も日々増加しています。

情報過多に悩むユーザー

NHKが行った世論調査によると「今の社会は情報が多すぎると思う」と回答した割合は、80%を超えており、実に8割の消費者が、情報が多く溢れていることを危惧しています。そしてその中の3割以上が「自分が知りたいことだけ知っておけば良い」と回答しています。それは、インターネットにおいて、消費者が「自分の知りたいことだけ」を選択して収集していることを示しています。

前述のEメールと紙媒体の比較実験の結果を踏まえると、様々な情報に埋もれてしまうEメールよりも、実際に手元に届いて手にとって確認できる紙媒体のほうが消費者にとって印象に強く残ったと考えられます。また、センサリーマーケティングの面からは、視覚だけを刺激するよりも、手触りやデザイン、開封の動作などで五感を捉えることが反響に繋がったと推測できます。

若い世代が感じる紙の『温かみ』

富士フィルムが行った紙媒体とEメールの実証実験では、比較のほかに、紙媒体を受け取った気持ちについての集計も行われています。

メールを届ける鳩

その中で、30代以下の消費者においては「紙のほうが温かみを感じる」「紙媒体はEメールよりも手間がかかっている」「紙のほうが嬉しい」と答える割合が多い結果となりました。デジタルに慣れ親しんでいる世代だからこそ、紙の印刷や配達など、手に届くまでに手間がかけられていることを感じて、紙媒体の価値を感じられるのではないでしょうか。

紙媒体がもつ可能性

古くから広告手法として利用されてきた紙媒体ですが、インターネットやSNSのメディア媒体が増加する近年でも、根強く反響を獲得できる可能性を秘めています。

センサリーマーケティングの観点からは、特にチラシの持つ、デザインやインクの匂い、紙の手触りといった五感を刺激する要素が、消費者の購買意欲を効果的に促進スルことが可能となります。また、無意識下に作用することにより、好意的な印象を抱かれやすい傾向にあります。

そして、メディアにあふれる現代だからこそ、消費者、特に若い世代の情報の偏りに左右されることなく手元にお届けできるという利点もあります。

その他、近年顕著である新聞購読率の低下と、30代以下の感じる「紙の温かみ」をあわせて考えると、幅広い世代のもとへ届く紙媒体、ひいてはポスティングが販促活動の大きな助けとなると見込めます。