チラシは不特定多数の人に配布するためのものですから、誰もが見込み客になり得る可能性を持っているのです。そして、ただ配布するのではなく、不特定多数の中から一人でも多くのお客様を発掘するための集客できる反応率の期待できるチラシできければなりません。そのためにポイントを抑えて反響のいい、効果的なチラシを作ることがひとりでも多く集客するための第一歩です。また、チラシのタイプとして目先の集客による反応率を高める目的だけでなく、周知を目的に長い目で効果を期待して行く場合もあります。
- チラシの束の中から発見してもらえるチラシをつくること。そのためにはサイズを変えたり、色や紙質を変えるなどによって、他のチラシとはっきりとした差別化を図ることが、反響高めるためのひとつの手段です。他とは変わったものが目に留まることを利用する考え方です。
- 一般的に集客のための配布媒体として、新聞折り込みとポスティングがあります。新聞折り込みチラシの場合は束ねられたチラシの中にある1枚として紛れ込んでしまい、その中で目立たせることは困難です。
一方、直接ポストに投函する「ポスティング」を広告配布媒体として採用することにより発見率を大幅に向上することができます。チラシの投函場所がポストになりますから、仮に数社のポスティング会社から数枚ずつ同日に投函されたとしても、ポストの中で一つの束ねられることは決してありません。そして、郵便物等との仕分けの都合上必ず一度は目にするのです。これがポイントです。このためチラシの反響率を上げるために前進させる結果となります。前に述べた、まずは「発見してもらう」ための努力がなくなる訳ではありませんが、コストが軽減されることは間違いありません。
- 一般的にチラシに目を通すのは、3秒程度と言われています。ここで興味があるか無いかの判断がされることになります。この段階で注意を引く事ができないと、見る行為から読む行為へたどりつくことができません。反響を上げる重要なポイントはタイトルメッセージで、商品や課題、特徴などを判り易く伝えているかどうかです。お客様の視線でどのような悩みや疑問に対して効果を発揮してくれるのか考えてみて下さい。
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例えば
① 間違いだらけの○○商品(会社)の選び方!
② 知って得する○○選び!
③ ○○円余計に支払う必要がありません。
④ ○○の痛みが無くなりました。
⑤ プレゼント
・・・etc
イラストや写真は効果や結果をイメージさせるモノ、安心や信頼も伝えるモノとして瞬間的に視線を
引きつけるので効果的に利用することができます。
- 一般的に大きな文字をちりばめたチラシには、反響が高いと言われています。また、チラシを見るから読むへ移行した段階で、お客様の立場で分かりやすい言葉で内容を書いていると、「そういう事か!」と正直な気持ちが伝わり、共感・理解してもらえます。お客様の立場で、「自分にあてはまる・・・」と感情を刺激できた方が反響につながっていきます。
- チラシを見たからと言っても、直ぐに集客結果につながらない場合があります。但し、興味を持ってもらった見込みのお客様はチラシを保管してくれます。お客様は見込み客として、将来的に反響率を上げるための一人となります。つまり、お客様にとって必要な情報だから保管して置きたいと思ってもらえる要素と工夫が必要です。
- 例えば
① 必要な情報や関連のある一般的に知られてないような情報等を盛り込む。
○○○読本プレゼントなど
② クーポン券、割引券、引換券を付ける
③ 飲食関連なら、カロリー計算表、各ビタミンの効用と接種方法・・etc
④ 成績・集中力UPの7つの法則
⑤ メタボ対策チェクリスト
⑥ エコエネルギーと従来型エネルギーの比較料金表
- 来て下さい。=売り込みます。と心理的に負担を感じさせない誘導。行ってみようかな!参考に見てみようかな!ついでに寄ってみようかな!と思わせる。
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例えば
① クーポン券、割引券、引換券、招待券を付ける
② 自動車の試乗会
③ タレントやヒーローのサイン会
④ プレゼント
⑤ 耐震住宅体験
⑥ IH料理教室
- 以上、反響率を上げるチラシ作りをいろいろ書かせていただきましたが、参考になれば幸いです。