ポスティングチラシは折った方がいい?メリット・デメリットの解説

ポスティングチラシ、折るか?折らないか?

ポスティングチラシが、「どのように折るか」によっても、読み手に与える印象は異なります。「たかが折り方」と考えず、工夫を施すことによって、チラシに興味を持ってもらえる可能性が高まるかもしれません。

この記事では、ポスティングチラシを折る/折らないのルールや、チラシの折り方、メリット・デメリットまでくわしく解説していきます。
チラシの効果的な折り方を把握し、ポスティングでの集客アップを目指していきましょう!

そもそも、ポスティングチラシは折った方がいいの?

そもそもの疑問として、「ポスティングチラシは折らないといけないのか」と思う人もいるはずです。
チラシの折る/折らないの基本的なルールについて、まずはご紹介します。

A4サイズ以上のチラシは折る必要がある

結論から言えば、「A4以上のサイズのチラシは折る」のが基本です。
なぜA4以上なのかと言いますと、大体の郵便受けの口が、A4サイズをそのまま入れられる大きさになっているからです。

反対にそれ以上大きなチラシを折らずに入れてしまうと、チラシがぐちゃぐちゃになってしまうわけです。そんなチラシがポストに入っていたら嫌ですよね。

戦略的な折り方で反響率に貢献することも可能

もちろん、戦略的に「あえてチラシを折る」ことも可能です。
チラシは他社のものと一緒に配布されることがほとんどですから、無個性のチラシだと複数枚の中に埋もれてしまうおそれがあります。

そこをあえて折った状態のチラシにすることで、目に留めてもらう可能性を高める、というのも戦略の1つと言えるでしょう。

ただし、ただチラシを折れば効果に直結するわけではありません。
チラシに掲載している情報を見つつ、「折った面でどのような情報を見せるか」が重要になってきます。

ポスティングチラシの折り方5パターン

ここからは、ポスティングチラシで用いられることの多い折り方のパターンを5つご紹介します。

ポスティングチラシの折り方5パターン

二つ折り

最もポピュラーなのは、チラシを半分に折り畳む「二つ折り」です。
すぐに広げて読みやすいのに加えて、配布をする方もコンパクトに持ち運びやすいメリットがあります。

巻き三つ折り

まずはチラシの端を3分の1ほど折り込み、そのままさらにもう一度巻き込むように折る方法になります。
折った形が細長い短冊状になるため、ポストにも投函しやすい折り方です。

外三つ折り(Z折り)

チラシをジグザグに三つ折りにする「外三つ折り」という折り方もあります。真上から見た時にアルファベットのZになっていることから「Z折り」とも呼ばれています。
表面と裏面が反転する折り方なので、この折り方でチラシの見え方がどう変わるのかは、事前に検証しておいた方がよいでしょう。

十字折り(四つ折り)

チラシを半分に折り、さらにもう一回半分に折る方法です。つまり、展開した状態のチラシの4分の1の大きさになります。
広げた時の折り目が十字型になっているため、「十字折り」と呼ばれます。
2回折ることで強度も増し、ポストの中でしわくちゃになる心配がありません。

観音折り

四分割にしたチラシの両端を、中心線に向けて折り畳みます。観音開きのような構造になることから、「観音折り」と呼ばれています。
チラシを手に取った際に、「中に何が書かれているんだろう?」というワクワク感を演出することができます。

ポスティングチラシを折る4つのメリット

この章ではポスティングチラシを折ることのメリットについて、4点ご紹介します。

ポスティングチラシを折るメリット

チラシの配布効率が上がる

チラシを折ってコンパクトなサイズにすることで、配布効率が上がります。また、配布員も大量のチラシを持ち運びやすくなるため、スムーズにポスティングができます。

チラシに多くの情報を載せられる

チラシを折ることでA4サイズ以上でもコンパクトにできるため、大きなサイズで、多くの情報を載せることも可能です。
これはたとえば、商品の数が多いスーパーやディスカウントストアなどのチラシに適しています。

折り方によって伝えたい情報を目立たせられる

チラシを折ることで、視界に入る情報は制限されます。これは一見デメリットにも見えますが、インパクトの強いキャッチコピーや写真を入れることで、読み手の興味・関心を引くこともできます。

読み手の心を動かすキャッチコピーの作り方は、以下の記事で例文つきでご紹介しています。あわせてご参照ください。

関連コンテンツ:チラシのキャッチコピー作成のコツ|ポスティングで実践できるテクニックを伝授

クレームの発生を防げる

大きなチラシを折らないで投函してしまうと、投函口からチラシがはみ出し、そのことでクレームに繋がるおそれもあります。
あらかじめ折られたチラシであれば、投函口からはみ出す心配もなく、見た目にもキレイです。このように、チラシを折ることにはクレームを回避する利点もあります。

関連コンテンツ:ポスティングでよくある7つのクレームと対策・対処法を伝授!

ポスティングチラシを折るデメリット

もちろん、チラシを折ることがデメリットになってしまうケースもあります。
以下の3点をご紹介します。

チラシを折るデメリット

他社のチラシに埋もれてしまいやすい

ポスティングチラシは複数社のチラシをまとめて配布するケースが多いです。チラシを折ることによって物理的にサイズが小さくなり、他のチラシの中に埋もれてしまう可能性もあります。

チラシを折る時間・労力がかかる

1枚、2枚のチラシを折る分には何てことはありませんが、数千枚単位となると相当な時間と労力が必要になります。
そのためチラシの折り作業は外注することをおすすめしますが、通常の単価に加え「折り代」が発生します。
ポスティングにかける予算との兼ね合いは事前に確認しておきましょう。

関連コンテンツ:ポスティング費用はどれくらいかかる?料金の内訳と平均相場

意図したとおりにチラシを見てくれるとは限らない

読み手がこちらが意図した通りの順番でチラシを読んでくれるとは限りません。
二つ折りの場合でも、ポストの中で反転してまえば表面も裏面も関係が無いからです。

ターゲットはなるべく深く掘り下げ、「特定の誰か」に向けるようにチラシを作成すると、反響につながりやすくなります。「特定の誰か」のことを、マーケティング用語で「ペルソナ」と言います。

ポスティングチラシについてよくある質問

ポスティングチラシに関するよくある質問にお答えしていきます。

Q.チラシに適した紙質はありますか?

ポスティングチラシに用いられることの多い紙質には以下があります。

紙質 特徴
コート紙(光沢紙) 表面に光沢・ツルツルとした触感がある。
マット紙 表面の光沢は少なく、落ち着いた印象を与える。
普通紙(上質紙) 表面加工が無く、ザラっとした触感。
色紙(色上質紙) 普通紙に色がついたもの。

この中でオーソドックスなのはコート紙です。

Q.チラシに適した紙の厚さはどれくらいですか?

紙の厚さは、1,000枚を重ねた時の「kg」で表します。
一般的なチラシに多い厚さは「90kg」です。

紙の厚さ 特徴
58kg 用紙としては薄い。大部数のチラシに向いているが、印刷時に裏側に文字が透ける可能性あり。
70kg コピー用紙とほぼ同じ厚み。
90kg ポスティングチラシで最もオーソドックスな厚み。
110kg やや厚みがあるので、高級感を出したい時におすすめ。

Q.チラシを見てもらうための工夫はありますか?

ポスティングチラシで反響を獲得するには「いかに分かりやすく要点を伝えられるか」という視点が大切です。というのも、チラシは手に取って3~5秒程度で内容を判断されてしまうため、ひと目見て何のチラシなのかが伝わることが求められるからです。
そのためには、以下の2点は必須です。

  • 商品/サービスの強みを端的に伝えるキャッチコピー
  • チラシを受け取ってほしいターゲットに合わせたデザイン

チラシデザインに関しては以下の記事でくわしく掘り下げています。
ぜひ参考にしてみてください。

Q.チラシデザインのノウハウが無いのですが…

社内にデザイナーやノウハウを持った人材がいない場合、デザインを外注するのも1つの手です。クラウドソーシング等で依頼するのもよいのですが、紙のチラシのデザインをしたことがあるフリーのデザイナーは実際のところあまり多くはありません。

そのため、チラシの作成も行っているポスティング業者に依頼するのをおすすめします。
過去のノウハウも含めて、反響のあるチラシを作成してくれるでしょう。

アドネットは、創業から30年のポスティング会社です。

チラシ作成~ポスティングまで幅広く行っています!

まとめ

ポスティングチラシの折り方や、チラシを折るメリット・デメリットについてご理解いただけましたでしょうか。

株式会社アドネットは、練馬・杉並・武蔵野・三鷹エリアを得意としている創業30年のポスティング業者です。配布のみではなく、チラシデザインから、印刷も一括で承っております!

疑問や不安、ご不明な点がありましたら、どうぞお気軽にお申し付けください。少しでもお客様の営業・販促活動の手助けができるよう最大限の努力をさせていただきます。

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