クーポンつきチラシで反響は上がる?クーポン作成の6つのポイント

クーポンつきチラシで反響は上がる?

「ポスティングをしてみたけど、全然反響が無かった……」
ポスティングにまつわるお悩みで多いものの1つになります。

上記のようなお悩みの打開策になり得る施策に「チラシにクーポンをつける」ことがあります。具体的な特典があることで、チラシの反響率が上がる可能性があるのです。

ただし、ただクーポンをつけるだけではなかなか反響には結びつきません。「このクーポンを使いたい」と読み手に思ってもらえるようなクーポンである必要があります。

この記事では、チラシのクーポン作成のポイントについて、くわしく解説していきます。

チラシにクーポンをつけるとポスティングの反響は上がる?

そもそも、「チラシにクーポンをつけただけで本当に反響が上がるの?」と疑問に感じる方も多いでしょう。
もちろん、クーポンの内容や、チラシで紹介している商材によってはクーポンの効能も変わります。

ただし、特典がないチラシとあるチラシでは、読み手の反応が異なることは予想できます。
チラシからアクセスすることで、本来よりお得に商品を購入できるのであれば、人はそれを手に入れたくなるものです。

チラシにクーポンをつけるメリット

チラシにクーポンをつけることの最大のメリットは、「購入・来店の後押しの役割になる」ことです。

たとえば、「チラシを読んで商品にもそれなりに興味があるけど、買うまではいかないかな…」という状態の人がいたとします。
そんな人がチラシにクーポンがついていることに気づけば、「お得になるんだったら買ってみてもいいかな」と態度変容につながるかもしれません。

もう1点のメリットは、「配布後の効果測定がしやすいこと」です。
実際にチラシを配布してみて、「どのくらい反響があったか」は、施策の効果を測る重要な指標です。
クーポンの回収率を見ることで、「クーポンの回収率=チラシの反響数」とカウントすることができます。

この数値に基づいて、「より反響率を上げるにはどんな改善をしていくべきか」が見えてくるようになります。

クーポンつきチラシがおすすめの業種

飲食店や美容室などのサービス業種は、「20%オフ」などの特典がつけやすいです。

一方で、業種によってはクーポンをつけづらいケースもあると思います。
商品・サービスの割引などを行うのが難しい業種の場合は、「チラシからお問い合わせいただいた方には無料のアメニティをプレゼント」といった内容のクーポンをつける方法もあります。

ポスティングチラシに有効なクーポンの種類

ひとくちに「クーポン」と言っても、その種類は実に様々です。それぞれの特徴を知っておき、自店舗・企業の商品・サービスに適したクーポン形態を選択しましょう。

以下が、代表的なクーポンの種類です。

チラシに有効なクーポン

無料クーポン

目に入った時の「お得感」は最も大きいクーポン形態でしょう。
しかし、ただやみくもに無料で提供してしまうと、当然ながら経営を圧迫します。
「●月△日までにお越しいただいた方限定」「2,000円以上お買い上げの方に〇〇を無料プレゼント」など、条件をつけておくのが重要です。

割引・値引きクーポン

様々な業種で応用可能なクーポン形態です。
定価と比べてどのくらいお得なのか、通常価格とあわせて記載しておくことで、顧客側もメリットを実感しやすくなります。

誕生日クーポン

ポイントカードやアプリの会員向けに発行するクーポンです。
お客様の来店を促す効果とともに、「誕生日を覚えてくれていた」という店舗・企業へのイメージアップにも繋がります。

お試し体験クーポン

整体・リラクゼーション、スポーツジム、習い事教室など、新規顧客獲得を目的としたクーポン形態です。
月額料金制のサービスであれば、事前にお試しでサービスを受けてみることで、顧客のサービスへの理解度も深まります。

友達紹介クーポン

すでにサービスを受けたことのある人が、友人・知人を紹介することでメリットを得られるクーポン形態です。
また、友人・知人などの信頼できる第三者からの紹介の方が、新規のお客様の心理的ハードルも低くなる傾向があります。

ポスティングの反響につながるクーポン作成6つのポイント

ポスティングの反響につながるようなクーポンを作成するポイントを6つご紹介します。

クーポン作成6つのポイント

ひと目でクーポンだと分かる作りにする

クーポンはひと目見てメリットが伝わるようにデザインすることが大切です。

よほど時間的に余裕があるタイミングでない限り、人はポストからチラシを取り出し数秒内容を確認した後に、自分に必要な内容かどうかを判断するものです。

そのため、せっかくクーポンをつけてもそれに気づかれなければ意味がありません。

クーポンを赤色や黄色などの目立つ色でレイアウトする、一番最初に目につくチラシの上部にクーポンをつけるなどの工夫が必要でしょう。

「お得感」が伝わる特典にする

チラシにクーポンをつけても、読み手側が「お得」と感じなければ使用されることはないでしょう。お得感が伝わる特典内容であるかは今一度見直しをすべきです。
人がお得感を抱きやすい要素には、以下のようなものがあります。

  • 限定性(期間・人数・個数に限りがある)
  • 割引特典
  • 無料もしくは半額

割引料金を掲載するのもよいですが、標準価格に比べてどのくらいお得かが一見すると分かりにくい可能性があります。
そのため、「20%割引」「一杯無料」など、ストレートにお得感を記載するのがおすすめです。

インパクトのある言葉選びをする

クーポンの存在を読み手へ認知させるには、クーポンの配置箇所だけでなく「文言」も大切です。
たとえばおしゃれな雰囲気を重視しての「Discount coupon」といった英語表記や、反対に「粗品進呈」などの堅苦しい言葉選びは、消費者の気持ちが離れてしまうかもしれません。

粗品進呈→無料プレゼント」など、馴染み深く、かつインパクトのある言葉選びにするだけでも、受け取る側の心証は大きく異なります。

また、数値の記載はパッと見のインパクトに寄与しますが、表記の工夫によってイメージが変わります。
たとえば「1グラム」よりも「1,000ミリグラム」の方が、より多くの成分が配合されている印象を与えます。

クーポンには「有効期限」を設ける

クーポンにはできるだけ「有効期限」を設けた方がよいでしょう。

なぜなら、有効期限が書かれていないと「そのうち使えばいいや」という考えに繋がり、やがてその存在自体が忘れられてしまうからです。

また、有効期限が書かれていないことで、「これってまだ使えるのかな?」という消費者側の不安にもつながりかねません。

クーポンには明確に有効期限を記載し、「〇日までに使わないと!」という、お客様に少しの焦りを与えた方が反響につながりやすくなります。

持ち歩きやすい形のクーポンにする

「クーポンを持参いただいた方に」といった形式のクーポンの場合、チラシそのもの、あるいはクーポンを切り取って持参する必要があります。このプロセスを「面倒くさい」と感じられたらクーポンの回収率は下がってしまいます。

高齢層は、クーポンを失くす心配のないデザインがおすすめです。そのため、クーポンを切り取るかたちよりも、「チラシそのもの」がクーポンの役割になるようデザインを工夫数とよいでしょう。

その他ターゲットに合わせて、「財布に入るサイズにする」「切り取り線を入れる」などの工夫が可能です。

クーポンには「管理番号」を振る

後々クーポンの回収率を集計しやすいように、クーポンに「管理番号」をつけておくのもおすすめです。また、管理番号をつけておくことで「同じ人が何度もクーポンを利用する」といった事態も防げます。

また、管理番号をバーコードやQRコードにして掲載しておけば、PCで簡単に集計ができます。

まとめ|クーポン作りで大切なのは「お客様目線」

「クーポンをつければ確実に反響が上がる」とは限りません。
しかし、「お客様目線」で作られたクーポンは、利用してもらえる可能性が高まります。

この記事ではご紹介したポイントを踏まえ、ぜひお客様が使いたくなるクーポンを作成してみてください。

株式会社アドネットは、練馬・杉並・武蔵野・三鷹エリアを得意としている創業30年のポスティング業者です。配布のみではなく、チラシデザインから、印刷も一括で承っております!

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