ポスティング可能なマンションの見分け方とは
セキュリティ強化が進んできた現代では、ポスティングができないマンションも増えつつあります。もし気づかずに配布をしてしまうと、思わぬトラブルやクレームにつながるかもしれません。
今回は、ポスティングができるマンション・できないマンションの見分け方と、マンションにポスティングを行うメリット・デメリットを中心にお伝えしていきます。
目次
ポスティングできる/できないマンションの見分け方
ポスティングができるマンションかを、事前に見分けることは可能です。ここではその見分け方についてご説明します。
管理人が常駐しているかどうか
大きなマンションだと、エントランスに管理人が常駐しているケースがあります。この場合、基本として管理人に無許可でポスティングを行ってはいけません。
管理人にチラシの内容をお伝えし、許可が得られれば配布し、許可が得られなければそのマンションには配布しないようにしましょう。
「ポスティング禁止」の掲示の有無
管理会社の意向でポスティング行為を禁止している場合は、エントランス前や集合ポスト周辺に「ポスティング禁止」の旨が書かれているはずです。
チラシを配布する前に、掲示が無いかどうかきちんと確認するようにしましょう。
エントランスがオートロック式かどうか
セキュリティ対策が万全なマンションは、オートロック式のエントランスになっており、住人以外は立ち入れないようになっています。建物の構造によっては、エントランスを抜けないと集合ポストに辿り着けない物件も少なくありません。
当然、ポスティングのためにオートロックを無理やり突破するのはNGです。最悪の場合、「住居侵入罪」に該当します。
マンションの築年数
先に挙げたオートロック式マンションに付随した内容ですが、建物の築年数(見た目)によっても見分けることができます。オートロック式のマンションは比較的築年数が浅く、新しい外観をしているでしょう。
反対に古いマンションでは、エントランスは誰でも自由に出入りできる造りのところが多く、ポスティングに支障が出る可能性は低いです。
そもそもマンションへのポスティングは違法じゃない?
ここまでの内容を見て、「そもそもポスティング自体、違法なんじゃないか?」と思った人もいるかもしれません。
結論から言えば、ポスティング行為自体に違法性はありません。
しかし、先述したように様々な要因でポスティングができないマンションに無理やりチラシを投函してしまうと、トラブルやクレームに発展しかねません。
ルールを遵守し、丁寧にポスティングをしていれば、ほとんどのクレームは回避できますのでご安心ください。
また、不安な場合はポスティングを専門に行う業者に作業を依頼するとよいでしょう。
マンションにポスティングするメリット
マンションにポスティングを行うことで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは以下の3つをご紹介します。
効率よく多くの世帯に配布できる
多くのマンションはエントランスに集合ポストがありますので、効率よくポスティングすることができます。
マンションの定義は「鉄骨・鉄筋コンクリート造りの3階建て以上の集合住宅」とされています。仮に1フロア6部屋・5階建てのマンションだとすると、一度に30枚のチラシを配布できます。
自分でポスティングをすると考えた時に、30軒の戸建住宅を回るのと1軒のマンションでは、配布の労力が段違いなのが分かりますよね。
ルーム形態によりターゲットの絞り込みが可能
ひと口にマンションと言っても、単身者向けのワンルームもあれば、家族で住むことを想定した部屋数の多いマンションもあります。1つのマンションの中でワンルームと2LDKの部屋が両方ある、というケースはまずありません。
よって、マンションのルーム形態によってある程度ターゲットを絞り込むことができます。
たとえば20代の社会人をターゲットにチラシを届けたいのであれば、「通勤しやすい駅近にあるワンルームマンション」に配布すれば、ターゲットにアプローチできる確率が高くなります。
地域密着の情報周知に適している
ポスティングは店舗や事業所の近くの住人への情報伝達に優れています。新規開店やリニューアルオープン、新商品の告知タイミングなど、なるべく多くの住人に情報を伝えたい場合は、マンションへのポスティングが効果的です。
マンションにポスティングするデメリット
ポスティングはもちろん、メリットだけでなくデメリットも存在します。以下の2点については、あらかじめ念頭に置いておくとよいでしょう。
クレームが発生するリスクあり
どれだけ気を配ってポスティングを行っても、クレームの発生をゼロにすることはできません。自分の興味が無いチラシがポストに入っていることを快く思わない人もいます。そのため「もう二度とチラシを入れないで!」というクレームは最も多いです。
自社でポスティングをする場合、過去にトラブルがあった物件を事前に把握するのは難しいでしょう。ポスティング業者は「配布禁止物件リスト」を持っているため、クレームを極力減らしたいのなら、ポスティングは外注するのがおすすめです。
関連コンテンツ:ポスティングでよくある7つのクレームと対策・対処法を伝授!
ポスティング業者に依頼した時に割高になる
ポスティング業者に「マンションだけに配布」を依頼した場合、通常料金よりも割高になります。なぜなら、マンションだけを選別しチラシを配る労力・コストが発生するからです。
最も安い配布方法は、戸建てやマンションに限らずすべての建物を対象にした「軒並み配布」という方法になります。
ポスティング料金の相場につきましては、以下のボタンよりご確認いただけます。
ポスティング不可のマンションへのアプローチ方法
ポスティング不可のマンションの住人へは、以下のようなアプローチもあります。
新聞折込チラシ
新聞折込であれば、新聞と一緒にチラシが配布されるため、新聞購読世帯に確実に届けることができます。
しかし、新聞購読世帯数は減少の一途を辿っており、配布できるチラシの数は限られてくるでしょう。
宛名なしDM
タウンプラスやクロネコエリア便に代表されるような宛名なしDMであれば、顧客リストが無くてもダイレクトメールが配れます。配達も郵便局員が行ってくれるため、不信感を抱かれる可能性も少ないでしょう。
ただし、1通あたりの単価が平均25~70円前後なので、ポスティングに比べるとかなり出費が多い販促手法です。
まとめ
マンションへのポスティングは配布効率もよく、一度に大量のチラシを配布したい場合に適しています。
マンションによってポスティングに関しては独自のルールが設けられている場合があるので、本記事で紹介した「ポスティングできる/できないマンションの見分け方」を参考にしてみてください。
また、過去にトラブルのあった物件を避けるためにも、ポスティングを専門業者に依頼するのはおすすめです。
弊社アドネットでも、東京都練馬区・杉並区・武蔵野・三鷹エリアを中心にポスティングを承っております。
ポスティングに関するお悩みがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください!
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