チラシの反響が丸わかり！

前回のブログでは、業種それぞれに反響の高まる時期があるということをお伝えいたしました。

　今までチラシの作成から業者選びまでを配信してまいりましたが、今回は配布が終了した後の反響チェック（見直し）をご案内致します。

「なんとなくお客さんが増えたような…」

で終わらせてしまうのは非常にもったいないことですので、ポスティングが効果的だったか、次の配布をどうしたらよいか考えやすくなるポイントをお伝えします★

ポイント１
チラシ限定のクーポンやQRコードで反響を数値化

デザイン作成の回でもお伝えいたしましたが、ポスティングの反響の数値化が重要となります。何枚配布して、何件の反響があったかを知ることにより、得たい反響数に合わせて配布数を調整し費用対効果を上げることができます。

また、広範囲にポスティングを行う際には、市区町村やエリア単位でクーポンコードやQRコードを変えることにより、どのエリアからの反響が高いのかを調査することもできます。その後の販促活動のデータ収集にもなりますので、デザインの中にチラシのみの反響がわかるものを組み込むことがおすすめです。

しかし、以前印刷したチラシをポスティングしたい場合や、デザインをすぐに変更できない場合も多くあるかと思います。その際には、下記のポイントをチェックしましょう。

ポイント２
重要！完了報告書のチェックを忘れずに

デザインの変更が難しい場合や、すでにポスティングが始まっている場合には、配布が終了した後に業者から送られてくる「配布完了報告書」をもとに反響の見直しを行うことができます。

例えば、Aエリアからの来客が集中した日があったとします。

その日より前にAエリアの配布が行われていた場合、ポスティングによる反響の可能性があります。

その日より後にAエリアにて配布が行われていた場合、一般のお客様となります。

上記のように、来店者の多かった日時と配布日を比較することによって、配布エリアが自分の目標としていた反響に結びついたか、配布エリアの再検討の必要があるか等の次回の反響へつながる情報も見えてきます。

※もし提出された完了報告書の情報が著しく少ない場合には、業者へ必要な情報を求めてみましょう。エリア・配布部数・完了日は配布管理のためにも把握していなければいけない情報です。その情報を提出できない業者は、管理が杜撰である可能性が高いため要注意です。

ポイント３
反響が少ないときは、見直しを念入りに

ポスティングの反響はおおよそ0.01～0.1％程度と言われています。

反響事例

美容院様　30,000枚の配布　25件の反響（0.1％）
不動産様　20,000枚の配布　11件の反響　(0.05％）

飲食店や小売店の場合には反響率がもう少し高くなり、逆に値段の高い商品や不動産は反響率が低くなります。チラシを手にとった際、「買いやすいか」「検討の時間が必要か」によって反響が左右されるためです。

その他の要因としては、以下が考えられます。

競合に関しては、配布エリア内に新しくできた店舗や大規模な店舗がないかを確かめることをおすすめします。特にエリア別のクーポンを使った際に、１部分だけ反響が薄いということであれば、競合がそのエリアにある可能性が非常に高いです。

また、配布エリアが広すぎてお客様が通えなかったケースもあります。部数を増やせば増やすほど反響が比例するような気もしますが、店舗の立地や交通機関によって効果的なエリアは大きく変わります。

店舗によっては、自転車・バスで通う方が多い、遠くから通う方が多いなど様々な状況があるかと思いますので、ぜひ一度ご相談ください。

以上となります。ポスティングが終わった後の見直しをしっかりと行うことで、エリア変更をしたほうが良いのか、部数は適切だったかの判断が可能となります。費用対効果の高いポスティングを行うためにも、ポスティング後のチェックを忘れずに行いましょう★

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